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アレフ事件
<室内(工作社) 1990/3 NO543ミニ・レター>

2000年1月18日のオウム真理教の「アレフ」への改称発表当日から、たいへんだよと教えて下さった方、抗議せよとアドバイスして下さった方、いわれなき被害を受けるのではと心配して下さった方、印象よくないねと悲しんで下さった方、社名変更したら新社名を教えてくれと言う方、気を確かに持ってがんばってくださいと励まして下さる方、かえって社名を覚えてもらいやすくなって良かったのではと言われる方など、友人・知人・恩師からの数々のメールやお言葉を頂き、反響の大きさにびっくりしました。中でも一番まいったのが、心配で眠れないらしい母親からの、「事務所名を即刻変えなさい」との何度もの電話でした。

 当初はさほど気にならなかったニュースも、いろいろな方からの反応を目の当たりにすると深刻な事の様に思えて来たから不思議です。

 寝耳に水と言うか、結構気に入って10年近くも使って来た名称だし、私の事をアレフ〜とかアレちゃんとか呼んで下さる方まで居たと言うのに、こんな事で事務所の名称変更をするなんて本当は心外。いら立ちを覚えるとともに、自分の無力さと言うか、あの宗教団体の影響力の大きさを見せつけられた思いがします・・・と言うわけで、アレフ・アーキテクツという、自分では慣れ親しんだ社名を変更するかどうかで迷っています。貴方はどう思われますか?良きアドバイスのあるかたはメールへぜひ。




1990年7月2日、独立して設計事務所を開設。社名は、アレフ・アーキテクツとしました。アレフとは、ヘブライ語のアルファーで、英語で言えばAの事。数学(カントールの集合論)で、実数の基数(=無限)を表す記号に使われており、事務所が発展する様にとの願いを込めて付けられた名前でした。
・・・と言う訳で、いろいろ考えた末、2000年3月に社名を変更し、荒木毅建築事務所と致しました。

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