沿道の家/東京都 (previous page)住宅
西側外観 細長い敷地の長手方向は西側道路に面しています。割と交通量のある道路なので、騒音や視線を和らげるために、こちらに直接面する窓を少なくし、写真の様に「穴」や「窪み」を東西に貫通させて、その穴や窪みに窓が面するかたちにしました。 |
南側外観 南側からの採光を得るために大きな窓としました。南側の4mの私道に面しているので、奥行きのあるバルコニーや袖壁を間にはさみ、道路と屋内との間の緩衝帯を形作っています。 |
1階土間 1階土間は東西に建物を貫通しており、その土間に向かって和室が開いています。和室が、土間を介して道路(外部)と繋がっていると言い換える事もできます。この様に、土間は、道を歩く人と和室の間のやわらかい緩衝帯となています。 |
2階居間 南北に細長い2階居間。写真奥が南側の窓です。 |
2階居間の梯子 南北に細長い居間の、北側奥の子供室から南側のバルコニー方向を見ています。 北側奥にも南からの太陽光を採り入れるために、3階の窪み(最初のページの写真参照)に面してルーバー窓を設置しました。
ルーバー窓の両側は、ロフト(子供の寝室)となっており、居間から梯子で上がります。 |
3階デッキより室内を見る 3階の「窪み」は6畳分の屋上デッキとなっており、ここに大きく開く掃き出し窓が個室とデッキをつなげています。個室は引込戸にて仕切る事もできます(写真は引込戸を開けた状態)。 |
夜景 建築の力によって街並が少しずつでも変わっていくことを期待しつつ。 |
設計概要 主要用途 : 専用住宅 |