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旭川の住宅


東京在住の北海道人という立場


私は生まれも育ちも北海道である。だが、今は東京に住んでいる。

 東京は建築に関しても刺激的な街で、新しいデザインはこの街で最初に試みられると言うのもまんざら嘘ではない。次々と新しい潮流のデザイン達が現実のものとして都心のあちらこちらに建ち現れる。

 私がこっちに来た理由は、大学を出る時に東京の設計事務所を選んだからであるが、それ以来いまだに住み暮らしている。

 最初に入ったのはレーモンド設計事務所と言い、今は明治村に保存されている旧帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライト氏に付いて日本にやって来たアントニン・レーモンド氏が戦前に始めた事務所であった。次に、丹下健三氏の元から独立したばかりの新進気鋭の若手3人が赤坂の眺望の良い高層ビルの上でやっているアーキテクト5と言うアトリエ事務所に通った。

 組織事務所とアトリエ事務所、大事務所と小事務所、老舗と新参という対極を経験して大変勉強になった訳だが、それはここのテーマではない。話を東京に戻そう。




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